![]() なかなか、季節のおりおりの写真が撮れずにいます。 思い切って冬枯れの写真がほしくて、主人と森林公園に行きました。 思った通り、枯野です。 椿もまだ、梅もまだ、花はほとんどありませんでした。 そういう季節もまたいいものです。 起伏なる公園をよく歩きました。 山野草の咲く頃に、また行ってみようと思います。 「山河けふはればれとある氷かな 七菜子句」 ![]() 明けましておめでとうございます。 という言葉が今年ほど重たく感じる元旦はありませんでした。 どうか、日本にとって、世界にとって、よい年になってくれますように、 と祈りつつ・・・ 「この国の希望はありや年変る 郁子句」 ![]() 木曽路の馬篭宿には行きましたが、妻籠宿は初めてでした。 着いたのが午後6時ごろ、もうお店はすべてしまっていました。 早速宿に荷物を置き、夕食前の散策へ。 静かに夕闇が私たちを包みこんでいきました。 異次元の世界に足を踏み入れたような、 不思議な感覚になりました。 「秋の灯や妻籠江戸のまぼろしと 郁子句」 ![]() 妻籠宿でのお気に入りの一枚です。 こういう構図は、どんな俳句とコラボさせようかとたのしみが増します。 「彼一語我一語秋深みかも 虚子句」 ![]() 木曽路へ出かけました。 震災でキャンセルした春の旅を、季節を移して秋に企画しました。 奈良井宿から妻籠宿へ。 江戸時代にタイムスリップした感覚でした。 アルバムを紹介した郁子さんから句が送られてきました。 以下は、郁子さんのコメントです。 1「秋の草」はもろもろの草、花や実のついたもの、穂草の類などすべてを含む季語。 2「かざす」は飾り付けるの意。 「秋の草戸毎にかざし木曽の家 郁子句」 ![]() 美しいサンマルコ広場は、日が落ちると観光客もすっかり少なくなりました。 雨上がりの石畳の美しさの得がたい一枚になりました。 「夏の灯に雨の滲める広場かな 郁子句」 ![]() 雨上がりの夕方・・・人が殆んどいないリアルト橋も風情があっていいですね。 「リアルト橋夏の灯ともる雨上がり 郁子句」 ![]() 昨日は旧暦の七夕でした。 私の住んでいるふじみ野市でも土曜日からお祭りがありました。 屋台が溢れて、一年に一度の大賑わいでした。 この町にもこんなに人が住んでいるのだ。 こんなに子どもたちがいるんだ。 私が子供の頃、毎年7月7日笹の葉に、たくさんの願いを書いた短冊を飾って、 彦星さんと織姫さんが一年に一度会えるとてもロマンチックで夢のある日なんだ・・・ と思い込んでいました。 「七夕」は五節句に一つで、 古くはお盆行事の一環で、精霊棚とその幡を安置するのが7日の夕方であることから 7日の夕で「七夕」と書いて「たなばた」と発音するようになったようです。 岩手の陸前高田で古くから続いている「うごく七夕」のことを昨日のテレビで 初めて知りました。 被災を乗り越え、町の人々が心を一つにして今年の七夕の山車を運行するまでの ドキュメンタリーでした。 大切な家族や仲間を一瞬に失った方の悲しみの重さは計り知れません。 天まで届け太鼓をたたく男の人の流す涙に、胸がつまり言葉もでません。 震災から5ヶ月、被災地から遠く離れた地にいて、被災地を思う心の風化を恐れます。 絶対に風化させてはいけません。 今できることを何かやっていかなければ・・・ 写俳は、2008年夏に友人といった東北旅行で立ち寄った岩手浄土が浜です。 ここも津浪で大きな痛手をこうむりました。 このおもかげをとどめているでしょうか? 「七夕の願ひの糸の長からず 汀子句」 ![]() ヴェネチア、サンマルコ広場からサンジョルジョマッジョーレ聖堂を望んで。 いかにもヴェネチアという一枚です。 「舟留めの杭涼しかり影揺れて 郁子句」 ![]() 少し季節がずれてしまいましたが、ヴェニスを訪れたのが5月、 2度目のヴェニスは、晴天、曇り、そして雨・・・と さまざまな表情を見えてくれました。 初日、リアルト橋へ。 初夏の日差しの中で、結婚式に向かうのでしょうか。 幸せ一杯の花嫁・花婿を乗せたゴンドラが進んできました。 どうぞお幸せに。 「ゴンドラの花嫁と会ふ聖五月 郁子句」
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