写俳日記(写真俳句) 写真と俳句のいい関係

カテゴリ:秋の写俳( 71 )


酔芙蓉

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久しぶりの更新です。
庭の酔芙蓉が、今年初めて花を付けました。

朝真っ白で夕方には紅色に染まる、不思議な花です。
今朝、二輪目の花が咲きました。
真っ白な花びらが明日の朝には頬染めて、夕方には散っていく。
たった二日の命です。

はかない美しさが心を打ちます。

今年は夏が長すぎて、やっと秋が来たかと思うけれど、
この秋も足早に去っていきそうな・・・

そんな予感がします。

「読みさしの本そのままに秋逝きぬ 郁子句」
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by shahai | 2012-10-08 12:54 | 秋の写俳

妻籠宿

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木曽路の馬篭宿には行きましたが、妻籠宿は初めてでした。
着いたのが午後6時ごろ、もうお店はすべてしまっていました。

早速宿に荷物を置き、夕食前の散策へ。
静かに夕闇が私たちを包みこんでいきました。

異次元の世界に足を踏み入れたような、
不思議な感覚になりました。

「秋の灯や妻籠江戸のまぼろしと 郁子句」
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by shahai | 2011-11-18 14:24 | 秋の写俳

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妻籠宿でのお気に入りの一枚です。

こういう構図は、どんな俳句とコラボさせようかとたのしみが増します。

「彼一語我一語秋深みかも 虚子句」
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by shahai | 2011-10-27 10:20 | 秋の写俳

秋の草

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木曽路へ出かけました。
震災でキャンセルした春の旅を、季節を移して秋に企画しました。

奈良井宿から妻籠宿へ。

江戸時代にタイムスリップした感覚でした。

アルバムを紹介した郁子さんから句が送られてきました。

以下は、郁子さんのコメントです。

1「秋の草」はもろもろの草、花や実のついたもの、穂草の類などすべてを含む季語。
2「かざす」は飾り付けるの意。

「秋の草戸毎にかざし木曽の家 郁子句」
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by shahai | 2011-10-25 11:49 | 秋の写俳

芦ノ湖

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久しぶりの更新です。
今年の紅葉の季節は、11月半ばまで東京をはなれることができず、
やっと箱根に一泊の旅に出かけることができました。

芦ノ湖の遊覧船で待望の冨士山とのご対面でした。

「行く秋の耳かたむけて音はなし 晴子句」
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by shahai | 2010-11-30 00:15 | 秋の写俳

秋桜

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9月始めに富士五湖に行きました。
西湖いやしの里根場(ねんば)での秋桜の写真です。

富士山北麓西湖畔のちかくの旧足和田村(現、富士河口湖町)の
根場(ねんば)地区と西湖地区という2つの集落は
かつて日本一美しい茅葺きの集落でした。
昭和41年9月25日、台風26号の豪雨により発生した土石流に
よって壊滅的な被害を受け、残された住民は集落ごと
住み慣れた土地を離れました。

長年荒地や野原になっているところ
2003(平成15)年の町村合併を機に「西湖いやしの里 根場」として、
かやぶき屋根の集落がよみがえりました。

http://www.fujisan.ne.jp/iyashi/

日本の美しい原風景に触れることができた一日でした。

「とりどりに花色競ふ秋桜 郁子句」
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by shahai | 2010-09-16 13:30 | 秋の写俳

秋の色

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秋の色・・・
って、どういう色をイメージするのでしょうか?

私にとっては・・・・

もののあはれ、無常、実り、命の最後の輝き・・・

でしょうか。。。

「思念絶つ旅や秋色深まりぬ 郁子句」
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by shahai | 2009-11-27 00:48 | 秋の写俳

奥入瀬

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奥入瀬には、

翌日の土曜日は、マイカー規制があるとのことで、

予定より一日早く、日が落ちる前にとあわてて行きました。

もっとじっくり歩きたかったのですが・・・残念です。

「みちのくの雑木紅葉や旅三日 郁子句」
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by shahai | 2009-11-16 15:25 | 秋の写俳

秋夕焼

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「夕焼」は夏の季語です。
夏の鮮やかな夕焼けの壮快さは格別なものがあります。

秋の日はつるべ落としというように、あっという間に日が落ちてしまいます。
「秋夕焼」はつかの間の柔らなに空が色づく一瞬の美しさでしょうか。

その美しさを掴み取ろうとしている幼児の手・・・

そんな情景を浮かべながら作りました。

この写真は、先月末に角館・十和田湖・弘前と紅葉狩りに出かけたときに
角館で撮りました。
この旅行で撮った写真の中で一番気に入ったショットです。

「秋夕焼今日のひと日をいとしみぬ 郁子句」
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by shahai | 2009-11-09 12:22 | 秋の写俳

蔓たぐり

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楽しい季語を山本健吉さんの言葉の歳時記から見つけました。
その本から引用します。

「『蔓たぐり』という言葉を、今の人は知っているだろうか。普通の辞典には出ていない。
秋になって瓜の蔓や豆の蔓が枯れてくると、たぐって引き棄ててしまう。
そのことをいうのだが、その蔓に、うらなりの小さい胡瓜や南瓜などがぶら下がっていることがある。
形も色艶も悪く、そんなものはどうせおいしくないから、棄てるか家畜の飼料にするしかない。
その末生りの瓜そのものをユーモラスに蔓たぐりといっている。
そのことから、子沢山の兄弟たちの中で、末っ子のことを蔓たぐりと言っている。
律義者の子沢山とは、いろはがるたにもあったが、末の方の粗製濫造気味の出来の悪い子どもというニュアンスが籠っているのだろう。」

この橋本鶏二さんの句、その子を「眉目(みめ)よし」と表現してるところがにくいですね。

この句にあう写真がなかなか見つかりません。
ホトトギスが、盛りにたくさんの花をつけていました。
子沢山・・・つながりの苦肉の作です。

少子高齢化の今、蔓たぐりの句はもう生まれないでしょうか・・・

「白露に住みて眉目よし蔓たぐり 鶏二句」
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by shahai | 2009-10-27 08:38 | 秋の写俳