写俳日記(写真俳句) 写真と俳句のいい関係

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花菖蒲

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去年の今頃は、真鍋郁子さんと、俳句・写俳集「百日紅」の発行準備で過ごしていたことを思い出しています。

写俳は100点以上作りました。真鍋さんとあれこれとバランスなどを考えながら、
掲載できなかった写俳がたくさんあることの思い出しました。

しばらくは、その中から、夏の写俳を載せていくことにしました。
そのときの作品ですから、俳句に名を入れていませんが、俳句の作者は真鍋さんです。

花菖蒲は江戸時代の中頃より、各地に自生するノハナショウブの変わり咲きをもとに改良され、
発達してきた日本が世界に誇れる伝統園芸植物だそうです。
 改良されてきた地域の名をとって、江戸系、伊勢系、肥後系というように分けられています。

江戸系は、すっきりとした粋な花形、伊勢系ははんなりとした女性を思わせ、肥後系は大輪で堂々としているそうで、いつも「わあ!きれい!!」と思うだけでしたが、それぞれの特徴を頭に入れて、鑑賞すると、楽しさも倍加するでしょう。

「逝く水」・・・とは、なんと美しく深い名前でしょうか。

「花菖蒲『逝く水』という名に惹かれ佇つ 郁子句」
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by shahai | 2007-05-28 10:06 | 夏の写俳

新茶

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新茶のおいしい季節となりました。
関東にも狭山茶というおいしいお茶があります。
今週、その新茶が届きました。

おいしい新茶の入れ方のポイント

① お湯の温度は、少し低めの70度以下。
② 茶葉はひとり3グラム程度・
③ 急須にお湯を入れたら、1分間待ちましょう。
④ 最後の一滴まで残さずに注ぎきりましょう。

こうしていただく一煎目の新茶の爽やかで薫り高いお茶をいただく瞬間は至福のひと時です。

久女さんもそのひと時を、味わっていらっしゃったのでしょう。

写真のタイツリソウは大好きな花の一つです。

「新茶汲むや終りの雫汲みわけて 久女句」
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by shahai | 2007-05-24 11:22 | 夏の写俳

夏の始

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タイトルを「どくだみの花」としたのですが、語呂を考えてしまいました。

あの真っ白な清楚で可憐な花の名としては似つかわしくないなぁ。。

辞書には、

「ドクダミの生命力と繁殖力は、他の薬草よりはるかに強く、いくらむしり取っても、根茎が残っていると、翌年は、地面いっぱいになるくらい繁殖します。野原、空地、路地などどこでも見ることができます。6月頃、白い花が咲き葉は、さつまいもの葉に似ています。
独特の臭いがあり、何か毒でも入ってるのではないか?ということからドクダメ(毒溜め)がドクダミへと変化してこの名がついたと言われている。古来より、民間薬として利用されてきました。 漢方で「十薬」と呼ばれ、江戸時代に貝原益軒(かいばらえきけん)著の「大和本草」の中に「十種の薬の能ありて十薬となす」と記されています。十種だけではなく、もっと多くの効能をもている。」

とありました。なるほど・・なるほど・・・

夏ばてに備えて、夏の始めに咲いてくれるのかもしれませんね。

芭蕉の、庵に籠っての修行の前の一句なのでしょうか
心の奥の静けさが涼しさとともに伝わってきます。

「しばらくは滝に籠るや夏(げ)の始 芭蕉句」
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by shahai | 2007-05-21 10:46 | 夏の写俳

大座敷

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先月の座禅会のときに、広間に牡丹がいけてありました。
花器は、和尚様が渡仏した際に、モンサンミッシェルで買い求めた壷でした。

不思議な調和を見せています。

子規の句のおおらかなスケールと静けさが伝わるでしょうか?

「人も無し牡丹活けたる大座敷 子規句」
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by shahai | 2007-05-17 11:46 | 夏の写俳

磯遊び

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遅ればせながらの今年の春の写俳の最後です。
ここまでは、自作の句が続きました。
写真だけでなく、句も作るのはとても大変でした。

写真にとらわれてしまったりすると、一歩も前に出られなくなったり・・・
悪戦苦闘致しました。

夏の写俳は、写真のほうに専念します。

この写俳は、句は、フランスのシャルトルで、写真はハワイのワイキキの浜辺です。
朝焼けを浴びながらの子どもたちの戯れの表情がとてもかわいくて、
さながら、まいおりた天使のようでした。

不思議と調和しているように感じるのですが、いかがでしょうか?

「聖堂の影の伸び来る磯遊び」
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by shahai | 2007-05-14 09:00 | 春の写俳

パリの窓

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今年のパリは、ひと足も二足も早い春が来たようで、
二月だというのにクロッカスの花が咲いていました。

この写俳は、凱旋門そばのホテルの部屋の窓から撮りました。

写真にクロッカスを使わなかったのは、前作と同じで、
イメージをより膨らませていただきたいと思った作品です。

「クロッカスはや咲き初めぬパリの窓」
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by shahai | 2007-05-11 13:51 | 春の写俳

シャルトル大聖堂

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写俳とは、写真と俳句の組み合わせによって、ガラッと雰囲気が変わります。
この写俳は、前の「シャルトルの青」と同じ俳句です。

私としては、こちらのほうが好きな作品です。
というのは、俳句でシャルトルのステンドグラスのことを言っていますので、
外から見たシャルトルの写真につけるほうが、
いっそうイマジネーションを膨らませることができるのでは・・・
内と外を一枚の写俳で表現したものが、この写俳です。

「春光に絵硝子の青透き通る」
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by shahai | 2007-05-08 18:11 | 春の写俳

シャルトルの青

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春の写俳ですが、2月にフランスの世界遺産のシャルトル大聖堂での
ステンドグラスの写真です。

ここのステンドグラスは「シャルトルの青」といわれ、青色の美しさは息を呑むほどです。
俳句も頑張って作りました。^^;

俳句もステンドグラス風にちりばめた会心作です。
ちょっと季節がずれましたが・・・

「春光に絵硝子の青透き通る」
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by shahai | 2007-05-06 16:25 | 春の写俳

フィレンツェにて

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フィレンツェを訪れたのは、2月のことでした。
夏のイタリアの光溢れる季節を旅してみたいものです。

五月のことをカトリックではマリアの月といい、「聖五月」または、「聖母月」というそうです。
美しい季語ですね。

「ラファエロを見んと旅する聖五月 郁子句」
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by shahai | 2007-05-04 00:31 | 夏の写俳

初夏の朝

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いよいよ5月、風薫る季節となりました。
川面を渡る風にも、夏の香りがすることでしょう。

「川に映ゆビルの林や初夏の朝 清句」
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by shahai | 2007-05-01 17:10 | 夏の写俳