写俳日記(写真俳句) 写真と俳句のいい関係

<   2008年 01月 ( 6 )   > この月の画像一覧


枯草

c0065587_2305641.jpg


常夏のバンコク旅行から戻りました。
東京は厳しい寒さが続いていますね。
いっぺんに汗腺が閉じてしまった感じがします。

俳句という文化が、日本で生まれ育まれたのは、
こうした四季の移り変わりがあればこそだと
つくづく感じています。

枯草と同じように、この寒さに私も凛と立ち向かっていかなければ・・・

「水際なる枯草いよよ風に耐え 郁子句」
[PR]

by shahai | 2008-01-27 23:10 | 冬の写俳

虎落笛(もがりぶえ)

c0065587_13472334.jpg


真鍋さんから、珍しく「恋の句」が届きました。

以下は真鍋さんからのコメントです。

「俳諧の連歌 (短歌の上の句と下の句のように、長・短を交互に、36句連ねてゆく歌仙形式が
最も一般的)に於いても、「恋の座」が設けられており、花ないしは色香を添える工夫がなされ
いるのです。

芭蕉の俳句は、今日では、わび・さびが主流として知られていますが、彼は俳諧の連歌にその
力量ありと、専門家筋では言われており、恋の句をけっこう残しています。

蛇足ながら、俳諧の連歌の第一句=発句が、連歌から独立して、単独に詠まれるようになった
のが、今日の俳句で、俳句という名称は、子規の発案です。」

「虎落笛」という字はあまり馴染みがありませんが、「もがりぶえ」とかくと、ああそうかと思われる
人も多いのではないでしょうか。かくいう私も、もがりぶえとはそう書くのかと気づいた次第です。

子どもの頃に住んでいた家は木造の立て付けの悪い家で、冬の木枯らしが戸の隙間から
ヒューヒューと入ってきたことを思い出しました。
夜、寝静まった頃に木々や窓を揺らすあの音で、ブルブル!と寒さが身にしみる思いがしましたねぇ。。。

この句はきっと切ない片思いの句なのでしょうね。
思いの届かぬこころが、虎落笛にあらわされている素敵な句です。

「虎落笛(もがりぶえ)すべなき人を恋ふるかな 郁子句」
[PR]

by shahai | 2008-01-14 14:00 | 冬の写俳

めでたさや・・・

c0065587_23351579.jpg


川越の蔵の街の店先です。
新年のお客を迎える心遣いが、ほんのりと・・・

「めでたさを写俳にこめて年迎ふ 郁子句」
[PR]

by shahai | 2008-01-10 23:38 | 新年の写俳

初みくじ

c0065587_15501613.jpg


ひろみこさんのリクエストのお応えして、

前作品とは違って、初詣での賑わいが伝わってきませんか?

川越の川崎大師喜多院です。

喜多院は、徳川家ゆかりの天台宗のお寺で、
1月3日、境内では恒例の「だるま市」が行われます。
七転八起の開運の縁起物「だるま」を求めて多くの方が訪れます。

「喜多院のだるま市に来ないと、正月になった気がしない。」という人もいるそうです。

「小吉に甘んじおりぬ初みくじ 郁子句」
[PR]

by shahai | 2008-01-06 15:57 | 新年の写俳

破魔矢

c0065587_2115784.jpg


破魔矢(はまや)とは、正月の縁起物として寺院・神社で授与される矢です。

文字通り、魔よけ、つまり厄(やく)払いのお守りです。

初正月に男の子へ破魔矢(はまや)破魔弓(はまゆみ)を贈ってお祝いする習慣が
伝わってきたようです。

「破魔矢」は、神奈川県の破魔矢奉製所(寿製所と誤記してる例多し)という会社が
商標登録していたが、広く使われるようになったとして、数年前に商標登録の更新を
しなかったそうで、このため、以前は「魔除けの矢」などとニュースで表現していた
NHKも最近は「破魔矢」という語を使うこともある。

へぇ・・・そうだったんだ。。。

初詣ではお済でしょうか?
今年は新しい地の鎮守様(かな??・・)に元旦におまいりしました。

写真は、京都の北野天満宮です。
梅の蕾はもう膨らみましたでしょうか・・・

「すれ違ふ外国人の手に破魔矢 郁子句」
[PR]

by shahai | 2008-01-03 21:12 | 新年の写俳

初日影

c0065587_15325727.jpg


明けましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。

2008年の幕開けは抜けるような青空でした。

この空のように、澄んだ心で一年を過ごして行きたいと思うのですが。。。

「戦なき山河うるはし初日影 郁子句」
[PR]

by shahai | 2008-01-01 15:35 | 新年の写俳